山本麺業について
職人堅気な先代の父から、私、幸法(ゆきのり)が
希少な手延べ製法と事業を受け継ぎ製麺所を営んでおります。
先代は、国内でも珍しく香川県内第一号となる製麺技能士でした。
約40年前の創業時に父子共同で製麺所を構え、
平成6年に製麺技能士の資格を取得し、
2021年に家業である製麺所を夫婦二人で承継しました。
家業をいよいよ継ぐとなったときに妻は
「窓から海が見えるようにしてくれるなら、私はいいよ」
と、雑木林で塞がる製麺所の窓を指さし応えてくれました。
(本来は見えるのですが、草刈りをサボっていて…)
現在は、二人で昔ながらの製法を大切に
手づくりならではの“手の感覚”を大切にしています。
小麦粉に混ぜる水の量、生地の柔らかさから、
麺の太さ、伸び、乾燥具合など全て
職人ならではの感性で、毎回同じ美味しさになるように
ひとつひとつの製麺工程を丁寧に製造しています。
夫婦二人で丁寧に仕上げる本物の小豆島手延べ素麺 —
その香り、のど越しをご堪能いただければ幸いです。
山本麺業 二代目 山本幸法
■2代目へ事業承継
2021年4月1日より、2代目山本幸法(現事業主)に事業を承継。
創業当初は先代と共に製造をおこなっていたが、製造研究のため他の製麺事業所に転職(1988年)。
2021年4月から改めて家業の製麺業を継承し、現在に至る。
夫婦の2名での家族経営。
沿 革
■創業
1984年 山本幸男(父)が小豆島手延素麺の製造所として、事業を開始する。小豆島手延素麺協同組合の一員として香川県小豆郡内海町(現小豆島町)福田地区に創業する。
創業当初より素麺の製造をおこない、組合へ納品(卸販売)する事を基本として事業運営をおこなう。
※江戸時代から続くといわれる小豆島の手延べ素麺は、1890年に小豆島池田素麺商営業組合(現在の小豆島手延素麺協同組合)が結成され、製造・販売が管理される。協同組合では、「小豆島手延素麺」を独自ブランド「島の光」として日本全国各地へ販売する。組合員への原料供給から、監査員を設置して製造・品質のチェックもおこなう。
山本麺業の変わらぬ風景
製麺所の概要
事業所名
山本麺業
代表者
山本 幸法(製麺技能士)
所在地
〒761-4402 香川県小豆郡小豆島町 福田甲43番地
電話
0879-84-2202(製造時、不在時には出られません)
小豆島の風景
中山地区の棚田
醤の郷の木桶醤油蔵
醤の郷の町並み
エンジェルロード
土渕海峡
重ね岩
銚子渓のお猿の国
小豆島オリーブ公園
小 豆島特産品のオリーブの実
二十四の瞳映画村
紅葉時期の寒霞渓
碁石山の「波切不動明王」